1軒目の住宅候補

こんにちは、貧乏一家です。


地元の方のご協力を得て、家探しが少しづつ進んでいます。


今回はその1軒目。現地に先に行っている夫が、観てきました。


以前、空き家バンクからも1軒観てきましたが、そこは密集した集落の一番奥で、


敷地の間口も狭く、両隣の車がふさいでしまっている状態。


うちが入るとなると、その車の駐車場所を変えてもらわねばならず、


それは非常に困難なことに思えました。


しかもかなりの補修工事が必要なため、大型のトラックなどが入るのは必須ですが、


それも環境的には厳しい状況でした。


わざわざご近所に迷惑をかけてまで、入居したくありませんからね・・・。


空き家バンクがあまり活発ではないのか、結局担当者もコロコロ変わってしまうし、


ツテがなければ、本当に家探しが困難な地域と感じました。


空き家はいっぱいあるのに、難しい問題です。


それなので、地元の方々にご協力いただいて本格的に動いた今回を、


改めて1軒目とします。


私たちの第一希望は海のそば。


でも海のそばは密集していて狭くて、値段も高いことが多いです。


駐車場の確保、たくさんいる動物、HSPの長女、いろいろな条件をクリアできる場所は


なかなかありません。


お金もないくせに、条件ばかりがややこしくて、本当にどうしようもないなと


自分でも嫌になってしまいます。


それなので、もし海のそばが難しいようなら、少し山方面に入った地域でも、と


お願いしてきました。


今回は、海辺から自転車で20分くらい山に向かった地域です。


次女が自転車で学校に通うには、行けなくもない場所。


持ち主様が遠方のため、今回は外観のみですが・・・



山を背に、町の主要道路である県道沿いに建った古民家。


全景が載せられなくて残念ですが、駐車場も確保できます。


古民家といっても、外からでもきちんと管理されているのが分かる素敵なおうちです。


お隣も片方にしかなく、至近距離ではありません。


どちらかというと、三方は山、前方は田、田、田・・・みたいなw


そんな田舎です。でもちょっと行けば海!!←これ重要です。


家の前の県道。


カーブは多いですが、綺麗に整備された道です。


私たちの今住んでいるところは、交通量も多く、


何よりダンプカーなどの大型が多いので、


道路はあちこちがくぼんで、マンホールだけが飛び出ているような、


そんな走りにくさがあります。


でもここは田舎なのでそんなことがありません。


裏山には、鹿か猪の通った痕がたくさん。


本当に鹿が多くて、夕方以降に車を走らせると、かなり危ないのです。


裏に山が迫っているので、苔がむしていたりして、


ジメジメした感じがちょっと心配です。


野生動物、ジメジメ、というとヤマビルやムカデがいるのでは?


と想像が膨らんでしまい、ちょっと怖い気も。


でも古民家で田舎暮らしに、虫を怖がっていたのではダメですね。


忌避剤とか使えば大丈夫!!と思う・・・。


持ち主様とお会いできるとき、ちょっと聞いてみてねと夫にはお願いしました。


内覧は持ち主様が都合が良いときに、連絡くださるそう。


電話で事前に、お値段やらいろいろ聞いてもらいましたが・・・


思いのほか、お安かった!!手が届くかも知れない。


ただ、他のご親族の意見や、付随した土地があるので、今後の連絡次第です。


とりあえずは、とても良さそうな1軒目でした。


今後、まだ地元の方のご紹介があるようなので、良いご縁があるのを祈るばかりです。


さぁ、今日もこっちの家の片付け片付け。


しっかし物が多いなぁ・・・


ミニマムな生活が一番いいことを思い知らされています。

行きました


こんにちは、貧乏一家です。


貧乏でも移住できるのか?


強引に進んでいます。


11月になり、夫が一人で先に行きました。


長い長い距離を、休みながら行ったようです。


途中の景色。



マルチワーク・・・一応はそこから。


もしやってみて合うようなら、そこへ腰を据えることに。


宿舎には、来週にならないとガスと水が通ってなくて、


ちょっとトイレだけ、山奥から下へ降りないといけない、


面白い生活。


暖房もガスストーブだから、なんとかあんかで乗り切るそう。


少しの間だし、まだ真冬でなくてよかったね。


冬の間は雪山の仕事で、春までは山籠もりになります。


来春、みんなで暮らせることになっているだろうか?


とにもかくにも、強引に進んでいる貧乏一家の移住です。

沢山の命と穏やかに強く生きる


こんにちは、貧乏一家です。




主人はマルチワーカーとして、先に移住先に行くことになっているので、


もう少ししたら一人の引っ越しです。


前回の失敗した移住計画の時も、一人で先に引っ越しましたが、


今回は大きく違います。


向こうでは仕事も無償の仮住まいも用意して、待っていてくれる人がいます。


なんて心強いことか・・・。



私はというと、精神科の施設に勤めていましたが、辞めました。


毎日がすり減って、しんどくて、家に帰ると何も出来なくて。


心身ともに疲弊した毎日でした。


ここで暮らすのもあと数ヶ月だと思います。


辞めれば収入激減するし、社会保障もなくなります。


それでも、戻りたくなかった。


あと数ヶ月でも、穏やかに暮らしたい。


そう思い、農家さんにパートの申し込みをしました。


土と命と向き合いながら、移住の準備をしようと思います。


先月現地に行って、川の恵み、海の幸、山の幸を頂いて、


あぁ、これでいいんだ。生きるためにこの基本的なことが出来ればいいんだ。


そう改めて気付かされたのです。


(頂いた活モクズガニで炊き込むご飯。
強暴なので娘と二人掛かりで、やっと〆ることが出来ました。
命を頂くために、真剣なやり取りです。)


庭へ出て、大根の芽をおろぬいたり


(無農薬で虫食い)


庭のしその実で佃煮を作ったり



そういう生活で、現金収入にこだわらなくてもいいんだって。


中学生の娘の希望でもあります。
「ママ。向こうに行ったら、できる限り自給自足したいな。」