3度目の正直
移住を夢見る、貧乏一家です。
予定の通り、町へと行ってきたわけですが・・・
その数日前、内覧の予約をしていた不動産会社からこんなメールが・・・
「この物件は一部が他人の名義になっており、その方が売買は無理かもしれないと」
あぁ、要はどこの誰とも知れぬ移住者には売れないんだろうな、
そう察しがつく内容でした。
「それならば仕方ないのでこのお話はなかった事に」と返信。
次にたまたま空き家バンクに出た家のことで、
役場に電話をしてみたら、今までの担当が休業中。
代わりの担当も「何も引き継いでないです。私も今月で辞めますので」
え?
あれだけ相談してきたことを、またゼロから話すの・・・?
お役所仕事な・・・とガッカリした出来事でした。
正直これ、一般企業だったら、とんでもない事ですねー😢
別に批評したいわけではありません。
いち個人の、純粋な感想です。
まぁ、そんなことがあったので、
なおさら今回お会いする予定だった、移住支援の法人様に掛けるしかない、
そういう出発でした。
でもね、お会いしたらこれまでの苦労が一気に吹き飛ぶことになったんです。
私たちが伺う前に、役場に行って体感してくださっていて、
話をするまでもなく、大変な苦労してたねぇ、と。
全てご理解いただけていました。
同じ移住者の先輩なので、よくよく分かっておられるのです。
大変だった、本当に。涙を我慢できませんでした。
今後の仕事、仮住まい、住居探し、すべてをフォローして
くださるという、夢のようなお話に。
私たちを、その方の移住支援の第1号として選んでくださったのです。
T様には感謝しかありません。
ただ手放しで喜んでばかりも居られません。
ここからがまた頑張りどころ。
そして一生懸命やらせて頂かなくては。
でも私がそう言うと、Tさんは何度も
『楽しんでください、楽しみながらやって下さい』
そう言ってくださるのです。
その言葉を聞くたびに、無駄な力が抜けていきます。
そうだ、楽しめばいいんだ。
面倒なことも、しんどいことも、辛いなと思うことも、
楽しみに変えてしまおう。
まだ決まっていることは少し。
先は見えないけれど、でも!
これからは、今までとは違う。
「行ける場所がある。頼れる人がいる』